米共和党大会で黒人代議員が大幅減
【ロサンゼルス2日宮城武文】米政治経済研究合同センターがこのほど発表した調査報告によると、現在行われている共和党大会に参加している黒人の代議員は2004年の同大会に比べて激減していることが分かった。
同調査報告によると、今大会に参加している黒人代議員はわずか36人、全体の2%以下で、4年前の大会の6・7%に比べると大幅に減少している。
しかし、共和党も民主党同様にマイノリティへの支持基盤を広げるために、党大会への代表演説にマイノリティを積極的に登用するなどの策を講じており、マイノリティ全体の代議員は13%を占めており、1996年当時と比較すると倍増している。
同センターによると、共和党大会への黒人代議員が極端に少なくなったのは、バラク・オバマ上院議員(47)が民主党大会で米史上初の黒人大統領候補に指名されたように、黒人層の圧倒的多数がオバマ氏支持に回ったことが大きいとしている。
また、共和党のジョン・マケイン上院議員(72)は黒人地位向上協会(NAACP)など有力な組織にアプローチしているものの、著名な黒人の支持者を獲得できなかったため、黒人票への浸透工作は失敗しているとしている。
一方、先ごろ行われた民主党大会では、参加した黒人代議員が全体の24・5%という記録的な数に達した。これは全米の黒人人口比の2倍に相当する。
2008/9/3 15:44