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「マケイン氏は戦時に適任」―共和党大会2日目、ブッシュ大統領が中継で演説

 【セントポール(米ミネソタ州)2日早川俊行】米南部に上陸したハリケーン「グスタフ」への対応を優先するため、初日の予定を大幅に縮小して開幕した米共和党大会は、ハリケーン被害が比較的小さく済んだことを受け、2日目の2日から通常の内容に戻した。初日に登壇する予定だったブッシュ大統領がホワイトハウスから衛星中継で演説し、「われわれは2001年9月11日(同時テロ)の教訓を理解している大統領、つまり米国を守る大統領を必要としている」と強調、党大会で大統領候補に正式指名されるジョン・マケイン上院議員(72)こそ、「戦時の大統領」にふさわしい指導者であると訴えた。

 イラクの治安情勢の改善をもたらした米軍増派戦略は、計画が発表された当初、野党民主党だけでなく、身内の共和党からも強い反発が出たが、マケイン氏はこれを一貫して擁護。同氏の強力な支持がなければ、増派戦略の実行は困難だったとの見方もある。

 ブッシュ大統領はこの点を高く評価しており、「多くの議員が増派はうまくいかないと主張したが、1人の上院議員がわれわれの軍隊を信じて疑わなかった。それがマケイン氏だ」と指摘。増派戦略への支持は大統領選に悪影響が及ぶ恐れがあったにもかかわらず、同氏が信念を曲げなかったことについて、「これこそ次の最高司令官に必要な勇気と見識だ」と称賛した。

 2日目はまた、2000年大統領選の民主党副大統領候補だったジョー・リーバーマン上院議員(無所属)が演説し、民主党大統領候補のバラク・オバマ上院議員について、「才能豊かで雄弁な若者だが、雄弁さは実績の代わりにはならない。彼は民主党の利益団体と戦ったこともない」と名指しで批判。「変革」をもたらせるのはオバマ氏ではなく、マケイン氏であると強調した。

 このほか、ブッシュ大統領のローラ夫人、共和党候補指名争いで敗れた俳優のフレッド・トンプソン元上院議員らが登壇した。

 共和党大会では、3日に副大統領候補に正式指名されるサラ・ペイリン・アラスカ州知事(44)が演説し、最終日の4日にマケイン氏が指名受諾演説を行う予定。

2008/9/3 15:37

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