共和党大会、1日開幕―米大統領選
マケイン氏を正式指名へ
【セントポール(米ミネソタ州)31日早川俊行】米共和全国大会が1日、中西部ミネソタ州の州都セントポールで開幕する。「国家第一(カントリー・ファースト)」をメーンテーマに4日間の日程で行われる党大会では、ジョン・マケイン上院議員(72)とサラ・ペイリン・アラスカ州知事(44)がそれぞれ正副大統領候補に正式指名される。民主党は先の党大会でバラク・オバマ上院議員(47)を大統領候補に決定しており、共和党大会が閉幕すれば、米大統領選はいよいよ、11月4日の投票日に向けて「本選」の段階に入る。
党大会初日の1日は、ブッシュ大統領のほか、チェイニー副大統領、アーノルド・シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事、元民主党副大統領候補のジョー・リーバーマン上院議員(無所属)が演説する。
2日目は、党候補指名争いでマケイン氏に敗れたルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事らが登壇。3日目は、ペイリン氏が副大統領候補指名を受けて演説するほか、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事、マケイン氏のシンディ夫人のスピーチが予定されている。
最終日の4日夜に、マケイン氏が指名受諾演説を行い、自らのビジョンや政策を国内外に示す。
ギャラップ社の世論調査によると、民主党大会初日の8月25日時点では、マケイン氏の支持率は46%で、44%のオバマ氏を2ポイントリードしていた。だが、党大会終了後の29日時点では、オバマ氏が49%で、41%のマケイン氏に8ポイントの差を付けて逆転した。
党大会直後は支持率が上昇するのが通例。マケイン陣営としては、共和党大会を通じてオバマ氏以上の弾みを付けたいところだ。特に、副大統領候補に女性のペイリン氏を起用したことが、どのようなインパクトを与えるのか注目される。
セントポールとミシシッピ川を挟んで隣接するミネアポリスは「ツインシティ(双子の町)」と呼ばれる。メーン会場のエクセルエナジーセンターはセントポールにあるが、ミネアポリスでもさまざまな会合が開催される。共和党大会には、各州代議員のほか、連邦議員、州知事、ボランティア、報道関係者ら約4万5000人が参加する見通し。
2008/8/31 17:41