中絶支持団体会長がオバマ氏を絶賛―米民主党大会
【デンバー(米コロラド州)25日早川俊行】米最大規模の中絶権利擁護団体である「全米中絶権行動連盟」(NARAL)のナンシー・キーナン会長は、25日に開幕した民主党大会で演説し、オバマ氏を「女性の選ぶ権利を擁護する有能で情熱的な指導者」などと称賛、“プロチョイス(中絶賛成)派大統領”の誕生に強い期待感を示した。
キーナン氏は共和党候補指名が確定しているジョン・マケイン上院議員について、「ワシントンで25年以上、女性の自由に反対票を投じてきた」と批判。プロライフ(中絶反対)派のマケイン氏が大統領になれば、保守的な最高裁判事を任命し、中絶の権利が否定される可能性があると強い警戒感を示した。
キーナン氏によれば、NARALは100万人の会員を有するという。民主党の強力な支持団体であることは間違いないが、オバマ陣営はマケイン氏に不満を持つキリスト教福音派など保守層の票獲得も狙っており、NARALがオバマ氏を中絶賛成派と持ち上げすぎると、保守層を遠ざける結果にもなりかねない。
2008/8/26 17:24