沖縄県議選、与党が過半数割れ
高齢者医療への反発響く
沖縄県議会(定数48)選挙が8日投開票され、改選前は27議席の自民、公明などの県政与党は22議席にとどまり過半数を割った。後期高齢者医療制度が大きく影響し、同制度の廃止を掲げた野党が批判票を大きく取り込んだ。
少数与党になる仲井真弘多知事は今後、米軍再編や予算編成などで苦しい県政運営を強いられる。野党各党は、知事が推進する米海兵隊普天間飛行場の県内移設にそろって反対、移設計画への影響は避けられない。11月に任期満了を迎える那覇市長選にも影響を与えると見られる。
民主党は、公認立候補者全員が当選し、改選前の一議席から躍進。革新系とは一定の距離を置いており、政策によっては知事を支持することもあり得る。
立候補したのは、14選挙区で計74人。当選者の内訳は、与党系が自民16、公明35、無所属3。野党・中立系は社民5、共産5、民主4、沖縄社会大衆2、そうぞう1、諸派3、無所属6。投票率は過去最低だった前回を0・9ポイント下回る57・82%だった。
就任1年半の仲井真知事は、「県政に対する(中間)評価」と位置づけ、与党系候補を応援したが、後期高齢者医療制度やガソリン暫定税率、年金問題など政府与党への逆風が強すぎた。
2008/6/9 22:01