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イスラエル国防相、オルメルト首相の辞任を求める

 【エルサレム28日森田陽子】イスラエルのバラク国防相(元首相)は28日、同国エルサレムで記者会見し、「首相は、政府での日々の業務から手を引く必要がある」と述べ、辞任すべきだとの考えを表明した。イスラエル紙ハーレツなどが同日、報じた。

 その理由を、同首相が、イラン核問題やシリヤとの交渉など、深刻な問題を抱える国家を率いることと個人の問題を同時に遂行しうるとは信じられない、とした。

 バラク氏による辞任要求は、米国の実業家モリス・タランスキー氏が昨日(27日)、エルサレム地方裁判所で、首相に多額の金銭を授与した事実を認めた1日後に行われた。

 バラク氏は、首相が辞任を拒否した場合、労働党は政府に早期の総選挙を迫る考えを表明した。労働党は首相の所属政党カディマと連立を組んでおり、その影響力は多大だ。

 リブニ外相の首相就任説や、バラク氏が保守党リクードと組んだ場合、ネタニヤフ党首の首相就任の可能性も指摘されている。

 オルメルト首相の辞任は、中東和平交渉の行方にも影響を及ぼすことは必至と見られる。

2008/5/28 22:27

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