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30年以内に大地震の可能性―南カリフォルニア

 【ロサンゼルス15日宮城武文】14日に発表された米国地質調査所や南カリフォルニア大学地震研究センターなどが合同で作成したカリフォルニア州の地震発生予測地図によると、南カリフォルニアで次の30年以内に起きる大地震発生の可能性は、北カリフォルニアで起きる可能性よりも大きいという予測結果が出た。

 予測地図によると、1994年に起きたノースリッジ級のマグニチュード6.7の地震は南カリフォルニアでは97%、北カリフォルニアでは93%の確率で起きるとしている。マグニチュード6.7の16倍の強さに相当するマグニチュード7.5の地震は、南カリフォルニアでは37%、北カリフォルニアでは15%の確率で起きるという。

 宇宙衛星を通じたGPSによる地殻の変動など最新の情報を駆使して作成されたもの。北カリフォルニアよりも南カリフォルニアでの大地震発生の確率が高くなっている原因として、過去100年ほどの間に北カリフォルニアでは1906年のサンフランシスコ大地震(マグニチュード8.0)が起き、断層に蓄積したストレスの発散が行われているのに比べ、南カリフォルニアではそうしたストレスの発散が行われていないことが挙げられている。

 予測地図作成に当たった研究者によると、南カリフォルニアのロサンゼルスを通過するサンアンドレアス大断層では、150年の周期で大地震が発生するという歴史的データがあるが、1680年以来こうした大地震はこの大断層では発生していない。「ストレス発散は満期を過ぎている」というのが、研究者の見方だ。

 予測地図では細かい地震発生予想地点までは特定していないが、保険会社などはこうしたデータを重視し、保険金算定などに役立てている。

2008/4/16 18:33

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