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ペンシルバニア州でオバマ氏が初めてリード

民主党候補争いの早期決着へ動く

 【ロサンゼルス2日宮城武文】定期的に世論調査を行っている米公共政策世論調査(PPP)が2日発表したペンシルバニア州での最新世論調査によると、ヒラリー・クリントン上院議員(60)と民主党の大統領指名候補を争っているバラク・オバマ上院議員(46)は、45%対43%で、同州で初めてオバマ氏がクリントン氏を支持率で上回る結果が出たことがわかった。

 民主党支持者を対象に3月31日と4月1日の2日間にかけて「今日予備選挙が行われれば誰に投票するか」の問いかけに対して回答したもの。2、3週間前まではクリントン氏がオバマ氏に20ポイント以上のリードを保っていたが、両候補の争いが長引けば本選挙での共和党のジョン・マケイン候補(71)との争いに不利になるとの見方が広がり、オバマ氏支持に回る民主党有権者が続出してきたことが急速な変化の要因だと、PPPは分析している。

 黒人有権者の支持率は75%対17%で黒人初の米大統領の期待が強まるオバマ氏が圧倒的にリード。白人有権者の支持率も49%対38%と、クリントン氏との差を縮めつつある。

 初の女性大統領の期待がかかるクリントン氏は女性有権者の間では10ポイントのリードを保っているが、男性有権者の間ではオバマ氏が15ポイントのリードを奪っている。

 民主党の党大会はコロラド州デンバーで8月末に行われるが、現在の状況では予備選が終了する6月までに決着が付かず、党大会にもつれ込むとの見方が強い。しかし、風向きはオバマ氏に向いており、代議員獲得数でもクリントン氏を100人以上上回っている。民主党の有力者はクリントン氏に予備選撤退を呼びかけているが、4月22日に行われるペンシルバニア州での予備選でオバマ氏が勝利する事態になれば、クリントン氏撤退の圧力は一層強まり、早期決着が行われるとの期待が広まっている。

2008/4/3 22:24

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