韓国でトヨタブランド発売
来年下期、ハイブリッド車など3種
【ソウル20日上田勇実】トヨタ自動車は20日、ソウル市内で記者会見を行い、来年下期から韓国でトヨタブランド3種を発売すると明らかにした。トヨタが自社名ブランドで韓国市場に参入するのは初めて。
導入するのはハイブリッドカーの「プリウス」、高級セダン「カムリ」、小型SUVの「RAV4」。韓国輸入車市場の拡大とニーズの多様化に応えるもので、まずは月間販売500台を目指し、その後、早い段階で月1000台まで伸ばす計画。価格は未定だが「他の輸入車に比べ競争力を維持する」(現地法人・韓国トヨタ)という。
トヨタの韓国進出は2001年。「レクサス」の4モデルを投入して人気を博し、05年と06年には輸入車シェア1位を記録した。ただ、昨年は年間販売台数でホンダに抜かれており、今回、トヨタブランド投入を決めた背景には、韓国における日本メーカー同士の競争激化もあるとみられる。
この日の会見に出席した同社の張富士夫会長は、「韓国市場は非常に厳しいという認識を持っており、そういう意味でトヨタにとって大きなチャレンジになる」とした上で、「韓国の社会に溶け込んで、早く『韓国のトヨタ』になりたい」と抱負を語った。
2008/3/20 18:03