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オバマ氏、勢い衰えず―米大統領選

4日、テキサス、オハイオ予備選

 【ワシントン2日久保田秀明】米大統領選民主党予備選の正念場となるテキサス、オハイオ、バーモント、ロードアイランドの4州予備選が4日実施されるが、優位に立つバラク・オバマ上院議員(46)の勢いは衰える気配を見せず、ヒラリー・クリントン上院議員(60)を窮地に追い込んでいる。

 最新の各種世論調査では、テキサス州でオバマ氏がヒラリー氏に3ポイントから6ポイントほどリードし逆転。オハイオ州でもオバマ氏が優位のヒラリー氏に2ポイント前後まで肉薄した。

 選挙資金では、クリントン氏は2月に3500万ドルを集めたことを発表したが、オバマ氏の2月の集金額は5000万ドルとさらに多い。

 オバマ氏はテキサス州選挙戦にクリントン氏の倍の資金を投入しており、多くのボランティア選挙運動員を動員して、リードをさらに拡大する勢いだ。オバマ氏が世論調査で支持率を高めているのは、クリントン氏の支持基盤だった女性、ヒスパニック系に同氏が食い込んでいるからである。

 クリントン氏は同州で流しているテレビ広告で、真夜中ホワイトハウスに緊急電話がかかり、大統領として眼鏡を掛けた同氏が受話器を取る場面を映し出し、外交経験を強調したが、大きな効果は上げていない。オバマ氏は「電話を受けるのが問題ではなく、電話を受けて正しい判断を下すことが問題」とやり返した。

 オハイオ州では、ブルーカラー層の動きが選挙戦の焦点だが、労働者の失業問題などが深刻で、クリントン政権時代に成立した北米自由貿易協定(NAFTA)への反発が強い。NAFTA成立当時ファーストレディーだったクリントン氏にとっては不利な材料だ。

2008/3/3 7:09

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