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「森林火災で聖戦を」―イスラム過激派が呼びかけ

米当局が明らかに

 【ロサンゼルス11日宮城武文】テロ組織のウェブサイトを監視している米当局はこのほど、イスラムに戦いを挑んでいる「十字軍」諸国に対して、「森林火災で聖戦」を行うよう呼びかけているサイトがあることを明らかにした。最近起きたカリフォルニアやギリシアでの森林火災との関連を調査している。

 「フォレスト・ジハード」と呼称しており、アラビア語によるイスラム過激派サイトに先月末掲載され、米情報機関が最近明らかにしたもの。イラクに軍を派遣している米国や欧州、ロシア、オーストラリアを「十字軍」諸国とみたて、そこに住むすべてのイスラム教徒に「森林聖戦」を行うよう呼びかけている。

 10月に起きたカリフォルニアの森林火災では50万エーカーが焼失、消防当局は一部は放火によるものとしている。8月に起きたギリシアの大規模森林火災は、放火によって引き起こされたと特定されている。

 過激派サイトは服役中のアルカイダ組織のテロリスト、アブ・ムサブ・アルスリの言葉を引用、「聖戦は詩や音楽、絵画と同様の芸術であり、芸術家も聖戦戦士もインスピレーションに基づいて行動している」と述べている。

 アルスニはテロ組織アルカイダの高級幹部で2005年にパキスタンで逮捕され、現在は米国が拘束しているとみられている。

 サイトでは「森林火災は彼のアイデアによるものであり、神が彼を自由にすることを願う」としている。放火で森林火災を引き起こすことは過激派によるイスラム法の下では、「目には目を」の法の一部として「合法」とみなされるとし、「驚くべき結果をもたらす」と述べている。

 サイトは「不浄な輩がわれわれの神聖な土地を焦土と化しており、われらのイスラム法学者は同様に彼ら不浄な輩の森林を消失させるのは合法だと述べている」とし、森林火災が「目には目を」のイスラム法の適用によるものだと主張している。

2008/1/12 23:04

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