金総書記「健康問題ない」
韓国での報道を否定

10月4日、北朝鮮の金正日総書記は、自身の健康悪化説を否定した。2005年6月撮影。提供写真(ロイター) [拡大]
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【ソウル4日岩崎哲】健康問題が取りざたされていた北朝鮮の金正日総書記は4日、首脳会談を終えてソウルに帰る盧武鉉韓国大統領を送る歓送午餐会で、自身の健康問題に言及し、「(韓国マスコミで)私があたかも糖尿病で、心臓病まであるように報道しているが、事実は全くそうではない」として、健康に問題がないと強調したと、取材団が伝えた。
首脳会談の初日、盧大統領を出迎えた金総書記は終始無表情で、衰えた印象を与えたことから、韓国マスコミは7年前の首脳会談の時の写真と比較しながら、専門家に分析させて、糖尿合併症や腎不全などの“診断”を下していた。
こうした報道を知っている金総書記は、最終日の午餐会で、ワインを飲みながら、韓国側の随行員と1人ひとりとグラスを合わせながら歓談し、自らの健康をアピールした。
金総書記は「わが国では心臓病研究がやや後れており、専門家も呼んで研究もさせて補完していることが、誤って報道されている」と“誤解”の背景を説明しながら、「私がちょっと動いただけでも大きく報道している。記者でなく作家のようだ」と皮肉り、会場の笑いを誘った。
それでも、金総書記は「(南側で)私に対して大きく報道するのは気分が悪くはない」と余裕を見せたと伝えている。
2007/10/4 18:16