週末のG20会合、シャドーバンキングなどの金融規制も議題に
【ロンドン 22日 ロイター】 25―26日にメキシコで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、欧州債務問題などの世界経済についての議論に加え、シャドーバンキング規制など金融規制も議題になる見通し。
G20は、金融安定理事会(FSB)に対して、ヘッジファンド、マネー・マーケット・ファンドなど、シャドーバンキングの規制・監視強化に向けた策を打ち出すよう求めている。FSBは昨年、シャドーバンキングへのエクスポージャー上限設定やエクスポージャーカバーのための金融機関の資本増強などの策を検討するため、ワーキンググループを設立した。
一方、25─26日のG20に関してある外交筋は「シャドーバンキングは今年の主要ポイントだが、今回のG20議論に反映されるような決定にいたる段階にFSBはまだないだろう」と語った。
G20は昨年、大手金融機関の資本増強で合意しており、FSBはこの課題にも取り組んでいる。今回のG20では、大手保険会社、各国の銀行や決済機関などシステム上重要な機関の監視強化について、進捗状況が確認される見通し。
2012年末に設定されているデリバティブ(金融派生商品)規制も議題に上がる見通し。欧州連合(EU)は、米国から1年半遅れでデリバティブ規制の枠組みを承認したばかり。欧州と米国は年内には新規制の導入を目指している。
ただ、あるG20筋は「金融市場のインフラや店頭デリバティブ取引の改革実施に向けたスケジュールに遅れが出る可能性がある」との見方を示している。
G20ではまた、格付け機関への依存を引き下げるための議論も行われる見通し。
2012/02/23 10:28
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