米臨時雇用者の増加、人材派遣会社の業績押し上げも
【3日 ロイター】 米労働省が3日発表した1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が24万3000人増と市場予想の15万人増を上回り、9カ月ぶりの高い伸びとなった。幅広い分野で雇用者が増加したが、臨時雇用者の需要拡大も示す内容となり、人材派遣会社の業績改善につながるとの期待感が高まっている。
1月の雇用統計では臨時雇用者が2万0100人増加し、前月までの増加分も上方修正された。
このところ市場予想を上回る好決算を発表している人材派遣のマンパワーグループ<MAN.N>やケリー・サービシズ<KELYA.O>などを含むS&P1500コマーシャル・アンド・プロフェッショナル・サービス指数<.15GSPHRES>はこの日、4.1%高で取引を終えた。
オランダの人材サービス大手ランスタッド<RAND.AS>を親会社に持つ米国ランスタッド・ホールディングの首席雇用アナリストは、顧客の需要が高まりつつあり、需要に応じた人材を見つけるのが困難になっていると指摘。ソフトウェアなどを含む技術系やヘルスケア、エンジニアリング関連職で需要が非常に堅調だと述べた。
ランスタッドは、こうした需要拡大を背景に時間当たり賃金が上昇していると指摘し、人材の獲得や定着のために雇用主側が手当てや賞与の引き上げ圧力に直面すると予想している。
一方、人事関連ソフト会社のIQナビゲーターによると、賃金上昇は今のところ抑制されている。同社は今週発表した報告書で、2012年に景気拡大が続き、失業者が減少すれば、臨時雇用関連のコストに上昇圧力がかかる可能性が高いとの見方を示した。
2012/02/04 14:16
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