欧州市場サマリー(3日)
1419GMT 2日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3087 1.3145
ドル/円<JPY=> 76.580 76.180
ユーロ/円<EURJPY=> 100.23 100.15
3日終値 前営業日終値
株 FT100 5901.07(+105.00) 5796.07
クセトラDAX 6766.67(+111.04) 6655.63
金 現物午後値決め 1734.00 1751.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 99.100 (‐0.025) 0.120(0.091)
独連邦債2年物 0.201(0.199)
独連邦債10年物(3月限) 138.29 (‐0.79) 1.933(1.836)
独連邦債30年物 2.543(2.466)
<為替> ドルがユーロと円に対して値上がりしている。1月の米雇用統計が大幅に改善したことを受け連邦準備理事会(FRB)による一段の金融緩和策実施をめぐる観測が遠のいた。
一部投資家の間ではFRBが当初の予測より早期に利上げするのではとの見方が広がっている。
ユーロ/ドルは一時、1.3075ドルまで値下がりし、その後は0.4%安の1.3091ドルで推移している。
ドル/円は0.5%高の76.56円。一時76.64円まで値上がりした。
<株式> ロンドン株式市場は1月の米雇用統計で雇用者数が予想を超えて大きく増加したことを受け、続伸して終了した。主要株価指数は週間ベースで2カ月ぶりの大きな上昇となった。
米雇用統計のほか、英国のサービス部門と中国の製造業部門に関する経済指標が好調だったことで、全業種にわたり世界規模で需要が増加するとの見方が広がった。
債券利回りが記録的な低水準で推移するなか、今週に入り英国の優良企業から好決算や一段と前向きな業績見通しの発表が相次いだことで、投資資金の株式へのシフトが見られた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は前年7月以来の高水準で引け、週間ベースでは約3%上昇した。同指数は年初来4.6%上昇している。
企業の好決算で市場心理が上向いた。
ドイツのミュンヘン再保険<MUVGn.DE>が2012年の業績回復見通しを示したことを受け、生命保険株指数<.FTNMX8570><.FTNMX8530>が約2.5%上昇した。
オールド・ミューチュアル<OML.L>は4%高。北欧事業の売却益を株主に還元するため10億ポンドの特別配当を支払うと発表したことが好感された。
自動車保険のアドミラル・グループ<ADML.L>は約8%上昇。
通信のBTグループ<BT.L>は4%上伸した。第3・四半期のコア利益が底堅く推移し、通年の業績見通しの一部を引き上げたことが好感された。
欧州株式市場は続伸。1月の米雇用統計が予想を大きく上回る好調な結果となったことで経済回復への期待感が広がり、主要株価指数は前年12月以来の上げ幅となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は17.25ポイント(1.63%)高の1076.70と、6カ月ぶり高値に迫った。週間の上げ幅としては、前年12月下旬以来の上昇幅となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は37.00ポイント(1.49%)高の2515.15。
自動車株や銀行株など景気敏感株の値上がりが目立った。
STOXX欧州600自動車株指数<.SXAP>は2.7%、STOXX欧州600銀行株指数<.SX7P>は2.5%それぞれ上昇した。
米国の非農業部門雇用者数が9カ月ぶりの高い伸びとなり、失業率も8.3%と約3年ぶりの水準へ低下したことで市場心理が改善した。
スタンダード・ライフ・インベストメンツのストラテジスト、リチャード・バティ氏は「米国経済は緩やかに回復している。米企業は一段と自信を増すかもしれない」と分析した。
米雇用統計を受け、オランダの人材サービス会社ランスタッド<RAND.AS>は5%上伸した。
1月のユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が前月から改善し、前年8月以来始めて節目の50を上回ったことも株価を支援した。
しかし、ギリシャの債務交換協議の先行き不透明感が今後も相場の上値を重くするとみられている。6日に予定されていたユーロ圏財務相会合は日程が変更されることになった。
前出のバティ氏は「先行き不透明なユーロ圏債務危機およびギリシャの状況が引き続き市場を圧迫するだろう。依然として欧州相場に対してはニュートラルからアンダーウエートとしている」と述べた。
<ユーロ圏債券> 独連邦債10年物の利回りが1週間ぶりの水準に上昇した。米経済指標が予想以上に強かったことを受け、安全資産への需要が後退した。利回りが一段と上昇するかはギリシャ債務減免協議の行方に左右される。
米労働省がこの日発表した1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が予想以上に増加し、9カ月ぶりの高い伸びとなった。米供給管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業部門総合指数(NMI)も市場予想を上回り、2011年2月以来の高水準となった。
クレディ・アグリコルのストラテジスト、デービッド・キーブル氏は「米経済は明らかに難局を脱している。あとはギリシャ債務の民間部門関与をめぐる問題を解決する必要があり、それが解消されれば(独連邦債利回りは)2%を上抜ける可能性がある」と述べた。
独連邦債10年物利回りはこの日、一時1.95%まで上昇。
独連邦債先物は76ティック安の138.32で清算した。米経済指標発表後、1週間ぶり安値となる138.15まで下げた。
ポルトガル国債は欧州中央銀行(ECB)の買い入れに支えられて利回りが低下した。同国債利回りはこのところ、ギリシャに次いで債務再編に追い込まれる可能性があるとの観測から急上昇していた。
ポルトガル10年債の利回りは80ベーシスポイント(bp)低下して14.16%、2年債利回りは2%ポイント低下して15.91%となった。
仏10年債利回りは一時、昨年10月以来の低水準となる2.847%をつけた。市場筋によると、このところアジア勢の買いが支援材料になっている。
【東京 4日 ロイター】
2012/02/04 5:14
この記事を友達に教える
●米国・有力紙「ワシントン・タイムズ」と提携 日刊紙・世界日報、電子新聞の試読・購読はこちら
■最新のスポーツニュース