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ドル概ね下落、底堅い米雇用統計で高利回り通貨が上昇

 【ニューヨーク 3日 ロイター】 3日のニューヨーク外国為替市場で、ドルが大半の通貨に対して下落。朝方発表された8月の米雇用統計が予想以上に底堅かったことで、経済に対する不安が和らぎ、リスク選好が改善した。

 円やスイスフランがおおむね軟調となるなか、豪ドルなど高利回り通貨は値上がりした。

 8月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が5万4000人減となり、3カ月連続で減少したものの、減少幅は市場予想の10万人減を大幅に下回った。労働市場の健全性を計る上で重要な民間部門の雇用者数は6万7000人増。アナリスト予想の4万1000人増を上回った。同部門の7月の雇用者数は10万7000人増に上方修正された。

 IDEAグローバル(ニューヨーク)のFXストラテジスト、ケビン・チャウ氏は「雇用統計は心強かったが、市場は景気が二番底に向かっていないことを示す一段の兆候を求めていると思う」と述べた。

 その後発表された8月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数(NMI)は51.5と、前月の54.3から低下。市場予想の53.5を下回り1月以来の低水準となった。内訳の雇用指数も再び50を割り込むなど、ISM統計は市場の盛り上がりにやや水を差す格好となった。

 主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数は0.5%安の82.022。

 ロイターデータによると、ドル/円は一時1%超高の85.22円となったが、ISM統計後は値を消す格好となり、結局0.1%高の84.40円で推移した。

 ユーロ/ドルは0.5%高の1.2891ドル。

 ユーロ/円は0.6%高の108.77円。

 豪ドルは0.9164米ドルと約4週間ぶり高値。ニュージーランドドルは0.7204米ドルと約3週間ぶり高値をつけた。

2010/09/04 8:30

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