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欧州市場サマリー(12日)

              1559GMT    11日 

ユーロ/ドル    1.3756   1.3659

ドル/円      90.720   90.510

ユーロ/円 124.80    123.82

              12日終値   前営業日終値

株 FT100 5625.65(+ 8.39) 5617.26

  クセトラDAX     5945.11(+16.48) 5928.63

金 現物午後値決め 1106.25 1104.00 

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(6月限)  99.245 (‐0.005)  0.284(0.290)

独連邦債2年物 0.959(0.952)

独連邦債10年物(6月限) 122.55 (+0.15) 3.170(3.178)

独連邦債30年物   3.939(3.959)

 <為替> ドルが対ユーロで1カ月ぶりの安値に下落。ユーロ圏の強い経済指標を背景にリスク許容度が高まった。

 一方、予想を上回る米小売売上高を受けて、ドルは対円で上昇した。 

 <株式> ロンドン株式市場は鉱山・通信株主導で反発。個別銘柄ではBスカイB<BSY.L>が買収観測で上昇した。

 鉱山株が反発。前日は中国の強い消費者物価指数(CPI)などを受けて同国の金融引き締めへの懸念が広がり金属価格が下落したが、この日は金相場上昇したほか、銅相場も安定して推移した。

 ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>が0.2―4.6%高。

 通信セクターでは、ボーダフォン<VOD.L>が1.2%、衛星運営のインマルサット<ISA.L>が4.1%、それぞれ上昇した。最近の証券会社のコメントを好感した。

 BスカイBは5%値上がりした。トレーダーによると、BスカイBの株式約39%を保有する米ニューズ・コーポレーション<NWSA.O>が、残りの株式を1株735ペンスで買い取る提案をBスカイBに提示する可能性があるとのうわさが広がった。2社はうわさについてコメントを控えている。

 銀行株も好調。米議会で協議されている金融規制法案が骨抜きになる可能性があるとの見方や、英大手銀行がドバイ・ワールドの負債に絡む多額の損失を回避できる公算が大きいとの観測が広がった。

 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、バークレイズ<BARC.L>が2.4―5%高。

 HSBC<HSBA.L>は1.5%値下がりした。トレーダーはゴールドマン・サックスによる投資判断引き下げを指摘した。

 この日発表された米経済指標が、まちまちの内容になったことも相場を一部圧迫した。米指標は2月の小売売上高が予想外に増加する一方、3月のミシガン大消費者信頼感指数速報値が前月から若干低下した。

 ディフェンシブ銘柄も下落。アストラぜネカ<AZN.L>、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>、シャイア<SHP.L>が0.4―0.6%値下がりした。

 欧州株式市場は反発。2月米小売売上高が予想外に増加したことでセンチメントが上向くなか、主要指数は終値ベースで7週間超ぶりの高値をつけた。

 また、米上院で超党派の金融規制改革法案での合意に向けた協議が行き詰まったことを受け、銀行株が上昇した。

 FTSEユーロファースト300種指数は2.97ポイント(0.28%)高の1058.97。1月19日以来の高値で引けた。週足では0.8%上昇した。

 DJユーロSTOXX50種指数は2.62ポイント(0.09%)高の2898.36。

 金融株の上げが目立ち、STOXX欧州600銀行株指数は0.8%高。

 スタンダード・チャータード<STAN.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイズ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>は0.6─5%高。

 指標では、予想外の増加となった米小売売上高に加え、1月のユーロ圏鉱工業生産が1990年1月の統計開始以来最大の伸びとなった。

 ただ、KBCセキュリティーズの首席エコノミストLuc Van Hecka氏は、市場には警戒感があると指摘。「各国政府は恐慌に陥ることを回避したものの、深刻な財政赤字を招いた」と指摘した。 

 中国による金融政策引き締めが差し迫っているとの観測も引き続き背景にあることが指摘されている。 

 また、3月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が前月から低下し、予想を下回ったことを受け、相場は上げ幅を縮小した。

 同統計では、雇用見通しについてやや悲観的な見方が強まったことも明らかになった。

 投資家のリスク選好度を示す独DAX新VIX指数は約2年ぶりの低水準をつけた。同指数が低いほどリスク選好度が高い。  

 リスク選好が高まるなか、ディフェンシブ銘柄の医薬品株は売られた。

 ロシュ<ROG.VX>は3%安。同社の抗がん剤「アバスチン」の臨床試験で望まれていた結果が得られなかったことが嫌気された。

 アストラゼネカ<AZN.L>、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>、ノバルティス<NOVN.VX>、ノボ・ノルディスク<NOVOb.CO>、サノフィ・アバンティス<SASY.PA>、シャイア<SHP.L>は0.3─0.6%安。

 <ユーロ圏債券> 10年物のユーロ圏国債価格が上昇。3月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったことや株安の流れが相場を後押しした。 

 来週のユーロ圏財務相会合を前に、ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は小幅縮小した。

 終盤には、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が、ギリシャの対応について「勇気と説得力ある措置」と評価した。

 3月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は72.5に低下、アナリスト予想の73.6を下回った。

 ロンドンのあるディーラーは「独連邦債先物は一時下げていたが、ミシガン大消費者信頼感指数や株安で切り返した」と述べた。

 1730GMT時点で、独連邦債先物6月限は24ティック高の122.64。

 独連邦債10年物利回りは0.7ベーシスポイント(bp)低下し3.155%。同2年物利回りは0.957%と横ばい。

 10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は308bpに縮小した。

                        【東京 13日 ロイター】

2010/03/13 8:39

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