NY市場でドルが上昇、リスク選好が低下

11月20日、ニューヨーク外国為替市場はドルが前日に続き上昇。来週26日に感謝祭の休日を控え、リスク資産に対するエクスポージャーを縮小する動きが広がった。写真はニューヨーク証券取引所の前で。10月撮影(2009年 ロイター) [拡大]
|
【ニューヨーク 20日 ロイター】 20日のニューヨーク外国為替市場はドルが前日に続き上昇。リスク選好が低下するなか、来週26日に感謝祭の休日を控え、リスク資産に対するエクスポージャーを縮小する動きが広がった。
この日は原油や金相場、豪ドルなどの高利回り通貨が下落したほか、欧米株価も軟調となった。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのストラテジスト、マイケル・ウールフォーク氏は「米国の感謝祭や月末を控えており、きょうポジションをスクエアにするのは理にかなっている」と述べた。
来週23日は、勤労感謝の日で日本市場が休場となる。
ユーロ/ドルは0.4%安の1.4859ドル。一時2週間ぶり安値となる1.4800ドルをつけた。
ドル/円は0.1%安の88.98円。
ユーロ/円は132.10円に近い200日移動平均付近で推移。一時移動平均を割り込む場面もあった。
日銀の政策金利据え置きと景気判断引き上げに対して、相場は反応薄だった。
ポンド/ドルは0.9%安の1.6502ドル。
豪ドル/米ドルは0.4%安の0.9153米ドル。
ICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数は0.4%上昇し75.606。同指数は16日、1年3カ月ぶり低水準となる74.679をつけていた。
ドル指数先物が一時82に急上昇したものの、ドルの対ユーロの上昇率が1%を下回るなかドル指数の水準に懐疑的な見方が広がり、ICEフューチャーズは76.50を超えるドル指数先物の取引を停止したと、トレーダーが指摘した。
月末・年末を前にした金融機関による「お化粧買い」で米国債など安全資産が選好されたこともドルを支援した。
2009/11/21 8:52
この記事を友達に教える
●的確な経済情勢分析で定評のある 日刊紙・世界日報、電子新聞の試読・購読はこちら
■最新のビジネスニュース