米FBI、サブプライム問題で14社を捜査

1月29日、米連邦捜査局(FBI)、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に関連して、14社の捜査に乗り出した。写真はモラーFBI長官。昨年6月撮影(2008年 ロイター) [拡大]
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【ワシントン/ニューヨーク 29日 ロイター】 米連邦捜査局(FBI)は、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に関連して、14社の捜査に乗り出した。
FBI関係者が記者団に明らかにした。会計詐欺やインサイダー取引などに関与した疑いがあるという。
捜査対象の企業名は公表していないが、デベロッパー、住宅ローン会社、ローンの証券化業者、ローンを保有する投資銀行など、業界全般を捜査しており、民事もしくは刑事訴追につながる可能性があるという。
FBIによると、捜査は米証券取引委員会(SEC)と協力して進めている。
SECはサブプライム問題に関連して36件の調査に着手しており、調査対象には、スイスのUBS、米国のモルガン・スタンレー、メリルリンチ、ベアー・スターンズ、MBIAなどが含まれる。
これらの企業が、FBIの捜査対象となっているかどうかは不明。
SECは、サブプライム問題を扱う専門チームを設置。モーゲージ証券の値付け方法や、証券価値の下落について早い段階で投資家に知らせる必要がなかったかなどを調べている。
FBIの金融犯罪部門責任者は「来年は変動金利型ローンの金利再設定が再び増える見通しで、住宅ローン会社の詐欺事件が増える可能性があるとみている」と述べた。
ベアー・スターンズ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーの3社は29日、SECに提出した年次報告で、政府機関からサブプライム業務に関する情報提供を求められていることを明らかにした。
ベアー・スターンズは、サブプライムローン、ローン証券化、債務担保証券(CDO)、サブプライムローン関連の合成金融商品などに関連して、監督当局や政府関係機関からの情報提供要請に協力していると発表した。
ゴールドマンも、証券化、CDO、サブプライムローン関連の合成金融商品に関して、情報提供要請に協力していると表明した。
モルガン・スタンレーは、政府機関や監督当局から、サブプライムおよびサブプライム以外の住宅ローンに関して、召喚状と情報提供要請を受け取り、対応を進めていることを明らかにした。
2008/01/30 9:17