ダボス会議出席者の政府系ファンドに関する主要コメント
【ダボス(スイス) 24日 ロイター】 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)出席者による政府系ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド=SWF)に関する主要コメントは以下の通り。
◎キミット米財務副長官
「ファンドの運用と投資決定はこれまで、政治的根拠ではなく商業的根拠に基づいて行われてきた。われわれは米国でのそのような投資を歓迎する。そうした投資に対する懸念は抱いていない」
「政府系ファンドの規模の拡大は、警戒の必要性を意味している」
◎元米財務長官のローレンス・サマーズ氏
「過去3カ月間に見られた取引によって世界はより良い場所になったとの意見に同意する。政府系ファンドのこれまでの行動で批判の対象になるようなことはあまりない」
◎米投資会社ブラックストーン<BX.N>のスティーブン・シュワルツマン会長兼最高経営責任者(CEO)
「SWFに関するわれわれの経験から言えば、かれらは賢明で、長期的なプロ中のプロだ。求めているのはひとえにリターンの拡大だ」
◎ノルウェーのハルボシェン財務相
「政府系ファンドは極めて長期的な投資家であり、われわれは原則的に永続的な投資家となる。極めて透明であり、われわれの投資指針は毎年議会で討議されている」
「われわれには投資が道義に反しないようにする倫理上の指針があり、権利の行使を通じてそうした指針を実践している」
◎サウジアラビア通貨庁のジャーセル副総裁
「政府系ファンドはこれまで常に金融市場を長期的に安定させる役割を果たしてきた」
「誰がどこに投資をしているのか理解するのが難しいとは思わない」
「われわれはSWFにリスクがあり危険だとみなすべきではない」
◎クウェート投資庁(KIA)のマネジングディレクター、バデル・アル・サアド氏
「SWFについての懸念が強まっているが、そのすべてが想定上の懸念で、実際のケースについてではない」
「クウェートは1969年からダイムラーベンツの株主であり、恐らく最も安定的な株主の一つだ」
「55年間にわたり、投資について政治的に強要された決定を下すことは全くなかった」
「われわれは利益に注目し、それ以外は見ていない。SWFについての懸念にはすべて実際的な根拠がない」
2008/01/24 19:20