東京株式市場・大引け=5日ぶり反落、正月休暇を控え利益確定売り
日経平均 日経平均先物3月限
終値 15564.69(-88.85) 終値 15600(-110)
寄り付き 15616.41 寄り付き 15650
安値/高値 15535.51─15628.31 高値/安値 15560─15670
出来高(万株) 137323 出来高(単位) 43309
【東京 27日 ロイター】 東京株式市場で日経平均は5日ぶり反落。前日まで4営業日で約600円上昇していたことから正月休暇を控えて利益確定売りが優勢になったほか、ヘッジ売りが先物に出て押された。市場参加者は少なく薄商いが続いている。
業種別では海運や非鉄、石油、商社などがさえない半面、医薬品や保険などがしっかり。
東証1部騰落数は値上がり532銘柄、値下がり1066銘柄、変わらずは127銘柄。
東証1部売買代金は1兆5192億円と今年最低だった前日(1兆4411億円)を上回ったものの依然低水準のまま。すでに休暇に入ったディーラーなどが多く薄商いは変わらずだった。ただ前日のように「閑散に売りなし」とはいかず、朝方は米国勢やアジア勢からバスケット買いが入ったものの、一巡後は利益確定の売りとヘッジ目的の先物売りが出て株価を押し下げた。
市場では「年末年始の休暇を控えた小口のポジション調整売りに押されている。香港、韓国などのアジア株がさえない動きになっていることも嫌気されている。ただ売買高が極端に細っているため、方向感が定まった動きとはいえない」(準大手証券売買担当者)との声が出ていた。
来年の景気を占う上で注目度が高かった11月住宅着工戸数は、ロイター予測の前年比28.0%減に対し前年比27.0%減とほぼ予想範囲内の数字となった。「ほぼ事前予想通りの数字で市場の反応は大きくない。ただ、住宅完成と合わせて家具や自動車を購入する消費者が多いことを考えれば、着工半年後に完成するとして来年前半景気へのネガティブ要因になるとみなければならないだろう」(水戸証券・投資情報部長の松尾十作氏)と慎重な見方もある。
為替は対ドルで114円台前半と円安水準が継続したが、トヨタ自動車<7203.T>やソニー<6758.T>などに利益確定売りが出た。日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>など海運株の下げもきつかった。
一方、新日鉄<5401.T>や住友金属工業<5405.T>など鉄鋼株の一角が収益拡大期待を背景にしっかり。新日鉄は7日続伸。ただ、市場では「割安感はあるが(高値)信用期日が今後到来するので一段の上値追いには疑問が残る」(国内証券投資情報部)との指摘があった。
(ロイター日本語ニュース 伊賀大記記者)
2007/12/27 15:50