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JPモルガンなど、Bスターンズ買収に関心持つ可能性

 【ニューヨーク 6日 ロイター】 アナリストは、米銀大手のJPモルガン・チェース<JPM.N>やバンク・オブ・アメリカ<BAC.N>、英金融大手HSBCホールディングス<HSBA.L>が、傘下のヘッジファンド閉鎖などで揺れるベアー・スターンズ<BSC.N>を適正な価格で買収することに興味を持つ可能性があるが、早期の合意成立には本質的な障害が横たわっているとみている。

 ベアー・スターンズは時価総額でウォール街第5位の証券会社。米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)の焦げ付きが悪化するなか、モーゲージ取引でのリーダー的ポジションがかえって重荷となり、潜在的な買収ターゲットとして名前がささやかれている。同社の株価は年初以来30%下落した。

 ただベアー・スターンズは株価のバリュエーションがこれほど低い時期に身売りしたいとは考えず、企業文化面あるいはビジネス面でぴったりと適合する買い手候補もほとんどいないとアナリストは指摘する。

 クレジットサイツのアナリスト、デービッド・ヘンドラー氏は調査ノートで「ベアーの株価が下落し、流動性に対する懸念が強まっているため、経営幹部と取締役会が状況を迅速に安定させる方法について考えている可能性がある」と述べた上で、身売りも選択肢としてあり得ると付け加えた。

 ヘンドラー氏はまた、ワコビア<WB.N>なら「恐らくこの機会に飛び付く」ところだが、同社は第4・四半期に完了する予定の中堅証券AGエドワーズ<AGE.N>の買収作業やカリフォルニア州の貯蓄金融機関ゴールデン・ウエストの買収に忙殺されていると指摘した。

 JPモルガンやバンク・オブ・アメリカ、ワコビアのスポークスマンはこれについてコメントを拒否している。

 国際的には、HSBCが企業カルチャー面でベアーとフィットするかもしれない。両社ともにコスト削減に熱心な幹部らによって経営されている。ヘッジファンドのシークリフ・キャピタルのポートフォリオマネジャー、ジェームズ・エルマン氏は「両社とも経営陣はペーパークリップ1個まで節約するタイプだ」と指摘した。

 ただHSBCはHSBCで、米サブプライム市場に対する自身の投・融資の処理に腐心している。

 HSBCのスポークスマンもこの問題についてはコメントを差し控えた。

2007/08/07 11:31

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