東京外為市場・午前=ドル120円半ば、底堅い動き続く
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
正午現在 120.52/57 1.3705/10 165.23/28
9時現在 120.52/57 1.3720/25 165.42/50
前日東京17時 120.16/18 1.3765/70 165.40/48
前日NY17時 120.46/48 1.3722/24 165.33/42
【東京 26日 ロイター】 正午過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの120円半ばで取引されている。前日東京市場の終盤から海外市場にかけてドル買いが強まった流れを引き継いで、ドルはしっかり。一時120.75円と前日東京でつけた安値から1円近い切り返しとなった。
この日はドルが底堅い動きとなった。最近の外為市場では、米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題への懸念からドル売りが強まっていたが、前日海外市場で調整含みだった米株が反発したことで、米景気全般への影響が限られるとの見方が広がった。ドル/円が心理的なふし目とされる120円をいったん割り込んだこと、NY商品取引所(NYBOT)のドル指数が15年ぶり水準まで低下したことなど「テクニカル的にドル売り一巡感を示すものが増えた」(都銀)ことも、買い戻しを誘発した。
ドル/円は朝方の120円半ばから一時120.75円まで小幅に上昇。前日東京市場でつけた2カ月半ぶり円高水準の119.80円から1円近いドル高/円安となった。ユーロ/ドルも朝方の1.3720ドル付近から1.3705ドルまで一時下落し、英ポンド/ドルも2.05ドル前半から2.04ドル後半へ反落した。
ドル/円上昇の一因として、円売りを指摘する声もあった。日本では月末にかけて、ボーナス資金を狙った投資信託の設定が相次ぐため円売り需要が高まりやすいとされており、きょうドイチェ・アセット・マネジメントが設定した「DWS 地球温暖化対策関連株投信」の設定額が1541億円と今年3番目の規模となったことで、設定に伴って円が売られるとの見方だ。
しかし正午にかけてそうした売買が一巡すると、ドル/円は120.50円付近へ緩やかに反落した。ムーディーズ・インベスターズ・サービスが中国政府の長期外貨建て債券格付けを「A2」から「A1」に引き上げたと発表したことや、野田日銀審議委員の発言などが「少し円買いの手掛かりとなった側面もある」(都銀)との声もあったが、多くは「タイミングが重なっただけで目立って反応はしてない」(別の都銀)という。
ユーロ/ドルも1.37ドル前半でもみあいとなった。市場では、欧米株価動向はもちろん、きょう発表される7月独IFO業況指数や6月米新築1戸立て住宅販売などに関心を寄せる声が出ている。
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は26日、政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを0.25%ポイント引き上げ8.25%とした。しかしボラード総裁が「借り入れ需要は減速の兆しをみせている。こうした状況が継続し、リソース圧力が引き続き鈍化すれば、これまで4回連続で実施した利上げが、インフレを抑制するのに十分だと考える」と表明したを受けて、NZドル/米ドルは利上げ発表前の0.80ドル前半から0.79ドル後半へ下落。NZドル/円も96円後半から95円後半へ下落した。
正午現在のクロスレートは、豪ドル/円が106.45/55円、スイスフラン/円が99.26/31円、ポンド/円が247.07/19円。
きょうの予想レンジは、ドル/円が120.00―121.00円、ユーロ/ドルが1.3700─1.3750ドル。
2007/07/26 13:04