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欧州市場サマリー(25日)

1520GMT  24日

ユーロ/ドル 1.3701 1.3826

ドル/円 120.28 120.02

ユーロ/円   164.80 165.95

              25日終値    前営業日終値

株 FT100 6454.3(‐44.4)  6498.7

  クセトラDAX     7692.55(‐114.24) 7806.79

金 現物午後値決め 674.75 684.30

ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  95.620 (+0.005)  4.042(4.054)

独連邦債2年物 4.380(4.403)

独連邦債10年物(9月限) 112.20 (+0.19) 4.406(4.425)

独連邦債30年物   4.537(4.556) 

 <為替> ドルがテクニカル要因でおおむね上昇。対ユーロで最安値近辺から値を戻した。6月の米中古住宅販売は02年11月以来の低水準となり、住宅セクターの一段の悪化を示したものの、相場への影響は限定的となっている。

 <株式> ロンドン株式市場は続落。値が振れる展開となるなか、終値としてはおよそ3カ月ぶりの安値をつけた。鉱山株が下落し、米経済への根強い懸念から金融株も売られた。

 ブリティッシュ・エナジー <BGY.L>の下げが目立ち5.2%安。ゴールドマン・サックスが目標株価を引き下げたことが悪材料となったほか、あるファンドが同社株に対するポジションを解消しているとの指摘があった。同社からのコメントは得られていない。

 銅相場が2%強下落したことを背景に、鉱山株が安い。アルキャン<AL.TO>に381億ドルの買収案を前日、正式に提示したリオ・ティント<RIO.L>は3.7%安。アントファガスタ<ANTO.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、エクストラータ<XTA.L>も売られた。

 IGインデックスのティム・ヒューズ氏は、一部の欧米企業の決算がさえないことから決算期に神経質な見方がでていると指摘した。

 米サブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅ローン)問題がクレジット市場全体のひっ迫につながる可能性があるとの懸念から、金融株は引き続き軟調。バークレイズ<BARC.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、ロイズ<LLOY.L>が売られた。合併で合意した保険のレゾリューション<RSL.L>やフレンズ・プロビデント<FP.L>も下落。

 グラクソ・スミスクライン<GSK.L>やノーザン・ロック<NRK.L>に買いが入り、この日の下値を支えた。

 グラクソは2.3%高。糖尿病治療薬アバンディアの売上げ低迷が四半期利益を圧迫したものの、向こう2年間の自社株買い計画を120億ポンドに拡大したことが材料視された。

 ノーザン・ロックは1.9%高。中間配当の30%増配と自社株買い計画を明らかにした。

 欧州株式市場は続落。買収資金の調達や米住宅市場に対する懸念が強まるなか、独シーメンス<SIEGn.DE>の下落が相場を圧迫した。

 シーメンスは約6%下落。自動車電子部品部門VDOの独コンチネンタル<CONG.DE>への売却額が、うわさされていた水準を下回ったことや、さえない四半期業績が嫌気された。

 FTSEユーロファースト300種指数は13.85ポイント(0.87%)安の1571.77。

 DJユーロSTOXX50種指数は51.16ポイント(1.16%)安の4360.90。

 ダイムラークライスラー<DCXGn.DE>の74億ドルでの北米クライスラー部門売却をめぐり、資金調達に必要な120億ドルのシンジケートロ―ンを延期せざるを得なくなったとの報道で、買収資金の調達を懸念する見方が広がった。ダイムラークライスラーとクライスラー部門を買収するサーベラス・キャピタル・マネジメント[CBS.UL]は、手続きが予定どおり今四半期中に予定通り完了するとの見方を示した。

 ダイムラークライスラーは好調な部門業績に支援され1.8%高。他の自動車株は売り優勢となり、ボルボ<VOLVb.ST>が9.1%安、ルノー<RENA.PA>が3.5%安となった。

 <ユーロ圏債券> 上昇。米国のサブプライム(信用度の低い借り手向け)住宅ローン問題をめぐる懸念を背景にした欧州株安を受け、質への逃避買いが進んだ。

 独連邦債はクレジット資産の悪化を示す指標にも支援された。欧州のクレジット市場のセンチメントを示すバロメーターとなるiTraxxクロスオーバー指数(欧州企業のクレジット・デフォルト・スワップで構成)は、370ベーシスポイント(bp)に拡大した。一時351bpまで縮小する場面もみられた。

 カリヨンの首席債券ストラテジスト、デビッド・キーブル氏は「真の不安要因はジャンクボンドではなく、それらが質の高い資産に対してどの程度まで悪影響を及ぼし得るかということには変わりない」とし、iTraxx指数は縮小と拡大を繰り返す傾向にあったが、クレジット資産悪化のたびにこの指数が先行するわけではないことが示されたと指摘。「現在はスワップスプレッドも主要要因となっている」との見方を示した。

 10年物スワップスプレッドは36bp。7月初めは28bp、1月時点では22bpだった。

 独連邦債10年物利回りは一時、2カ月ぶりの低水準である4.39%をつけ4.40%の節目を抜けた。

 ユーロ圏の利回り曲線は一段とフラット化した。2年物と10年物のスプレッドは現在ほぼゼロとなっている。

 あるトレーダーは「債券市場はほとんどサブプライム要因に左右される格好となった。

 ファンダメンタルズの指標や金融政策の方向性を示す材料が現時点で見当たらないことが原因だ」との見方を示した。また、33億7500万ユーロ(46億6000万ドル)規模の独連邦債30年物などの入札が好調だったことにも反応薄だったと指摘した。

 フランスの業況指数による影響も限定的となった。

 EURIBOR金利先物9月限は、ほぼ変わらず。欧州中央銀行(ECB)が9月か10月に金利を4.25%に引き上げる確率は、ほぼ完全に織り込まれている。

                           【東京 26日 ロイター】

2007/07/26 8:13

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