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欧州市場サマリー(19日)

1321GMT  18日

ユーロ/ドル 1.3819 1.3803

ドル/円 122.10 121.86

ユーロ/円  168.74 168.23

              19日終値    前営業日終値

株 FT100 6640.2(+73.1)  6567.1

  クセトラDAX     7991.21(+97.60) 7893.61

金 現物午後値決め 674.50  666.75

ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  95.615 (‐0.005)  4.060(4.068)

独連邦債2年物 4.494(4.472)

独連邦債10年物(9月限) 111.04 (+0.06) 4.550(4.534)

独連邦債30年物   4.660(4.655)

 <為替> ドルがユーロに対し最安値近辺で推移。米住宅市場に対する懸念が再燃している。

 <株式> ロンドン株式市場は4日ぶりに反発。ボーダフォン<VOD.L>の予想を上回る決算や鉱山株の上昇が、米国のサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手への住宅融資)市場をめぐる懸念を緩和した。

 ボーダフォンは1.8%上昇した。第1・四半期決算で、売上高および契約者数の伸びが強い内容となった。ドイツ、イタリアで苦戦したものの、インドおよびトルコでの堅調な業績が寄与した。

 英航空防衛大手BAEシステムズ<BA.L>は4.8%高と急伸。軍用車両メーカー、アーマー・ホールディングス<AH.N>買収をめぐり、米司法・国防総省の独占禁止法審査を通過した。

 不動産株にも買いが入った。トレーダーによると、過去数日金利懸念から売られすぎたと判断された。ランド・セキュリティーズ<LAND.L>が3.4%高、ブリティッシュ・ランド<BLND.L>が2.7%高となった。

 鉱山株も今週大きく下落していたが、この日は堅調となり指数を22ポイント押し上げた。金属価格がしっかりで推移するなか、ロンミン<LMI.L>が2.5%上昇、BHPビリトン<BLT.L>が3.8%高、アントファガスタ<ANTO.L>が5.4%高となった。

 金融セクターでは、バークレイズ<BARC.L>が0.2%上昇。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が率いるコンソーシアム(企業連合)がABNアムロ<AAH.AS>に対して修正買収案を提示したことを受けて、バークレイズはABNアムロへの買収条件を引き上げる可能性があると表明した。RBSも0.7%上昇した。

 欧州株式市場は反発。英ボーダフォン・グループ<VOD.L>と独SAP<SAPG.DE>の好決算が、米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手への住宅融資)市場の問題が経済全体に波及する可能性に対する懸念を一部軽減した。

 一連の欧州企業による好決算や米株高に加え、バークレイズ<BARC.L>が蘭ABNアムロ<AAH.AS>への買収条件を引き上げる方針を明らかにするなど、買収をめぐる新たな動向が支援材料となった。

 ただバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言で、午後の取引では上値が抑えられた。議長はサブプライム問題に関連する損失が1000億ドルに上る恐れがあり、住宅価格下落が消費支出を押し下げる可能性がると発言した。

 FTSEユーロファースト300種指数は15.36ポイント(0.96%)高の1618.33。

 DJユーロSTOXX50種指数は50.42ポイント(1.13%)高の4522.64。

 レンズバーグ・シェパーズ・インベストメント・マネジメントのストラテジスト、アンドリュー・ベル氏は「毎日かなり大幅なボラティリティがある。相場を押し上げるには良い材料が必要なわけではなく、悪材料がないことが求められる」と述べた。

 SAPは6.1%高で、1日としては1年半ぶりの伸びとなった。四半期決算では、営業利益が市場予想を上回ると同時に、ライセンス収入も予想上回る18%増となった。SAPの上げはDJSTOXX欧州ハイテク株指数を押し上げ、同指数は1.9%高。

 <ユーロ圏債券> ほぼ横ばい。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長がサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)関連の損失が1000億ドルに

達する可能性があるとの見方を示したことを受け、それまでの下げから戻す展開となった。

 上院銀行住宅都市委員会で証言した議長は、住宅価格の下落が消費支出を1ドルあたり0.04―0.09ドル押し下げる可能性にも言及した。

 議長発言前の相場は前日に引き続き米国のサブプライム問題とクレジット市場をめぐる要因に支配され、独連邦債は低水準で推移していた。世界的な株高にも圧迫された。

 カリヨンの首席債券ストラテジスト、デビッド・キーブル氏は「欧州では10年物に相当量のマネーが注ぎ込まれた。投資家がサブプライム問題に関する見方を定めるのに1日程度かかったようだ」との見方を示した。

 バーナンキ議長はまたインフレが実際に鈍化しているかを確信するには一段の指標が必要との見解を示した。

 一部のトレーダーはFRB議長が住宅市場の低迷について具体的な数字を示したことをサプライズと受け止めた。あるトレーダーは「(議長は)数字に言及した。それがFRBの政策に影響を及ぼすと市場がとらえるかについてはまだ確信が持てない。今日の方が(債券市場にとって)若干建設的なトーンだったので、それが引き金となったのかもしれない」と指摘した。

 EURIBOR金利先物は、ほぼ変わらず。欧州中央銀行(ECB)が2008年第1・四半期末までに金利を4.50%まで引き上げる確率は依然として織り込まれている。

 欧州のクレジット市場のセンチメントを示すバロメーターとなるiTraxxクロスオーバー指数(欧州企業のクレジット・デフォルト・スワップで構成)は、15bp縮小し305bp。

 金利スワップ2年物は4.767%。前営業日終盤は約4.683%だった。10年物は4.872%。前営業日終盤は4.865%だった。

                           【東京 20日 ロイター】

2007/07/20 8:47

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