Bスターンズ、2つめのファンドも救済必要な可能性=メリル
【ニューヨーク 25日 ロイター】 メリルリンチのアナリスト、ガイ・モシュコフスキ氏は25日、米投資銀行ベアー・スターンズ<BSC.N>はサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手への住宅融資)担保証券投資で損失を出した傘下の2つのヘッジファンドのうち、2つめのファンドも救済する必要に迫られる可能性がある、と指摘した。
同ファンドに対する資金の貸し手のエクスポージャーは70億ドルに達する可能性があるという。
ただ同氏はベアー・スターンズの株式については、現在のバリュエーションは非常に割安とみている。ベアー・スターンズ株は25日の米国株式市場で一時5.3%安を付けた。これらヘッジファンドの問題が浮上し始めた6月第2週の終わりからは約9%下げている。
ベアー・スターンズは22日、2つのヘッジファンドのうちひとつに最大32億ドルの融資を行う方針を明らかにしたが、モシュコフスキ氏はこれについて、ベアー・スターンズが同ファンドを混乱なく閉鎖し、自らと投資家に対する損失を最小限にとどめることができる措置だと指摘した。
一方でベアー・スターンズは、2つ目のヘッジファンド、ハイグレード・ストラクチャード・クレジット・エンハンスト・レバレッジ・ファンドについては依然として再編を検討している。
モシュコフスキ氏は、同ファンドは最初からリスクが高いことで知られており同ファンドへの資金の貸し手は救済を予想していないかも知れないが「同行がこのファンドに対しても支援する必要があると最終的に判断しないかどうかはまだ明確ではない」と述べた。
2007/06/26 10:03