中国の復星国際の香港IPO、機関投資家から強い需要
【香港 25日 ロイター】 中国最大の私営コングロマリット(複合企業)、復星国際が香港での新規株式公開(IPO)に向けて実施した機関投資家への募集では、初日の25日に募集枠を満たす応募があった。関係筋が同日、明らかにした。
復星国際は、上海の企業家4人が設立した会社で、鉄鋼、不動産、医薬品が中核事業。小売り、鉱業、証券事業も手掛けている。
同社が今回発行するのは、増資後の発行済み株式数の約20%に相当する12億5000万株。発行価格は1株=6.48─8.68香港ドルを想定。これは2008年予想株価収益率(PER)の13─17.7倍。
関係筋によると、このうち総額2億2000万米ドル相当の株式を香港の財界リーダーである李嘉誠氏、ヘンダーソン・ランド<0012.HK>の会長、シンガポール政府投資公社(GIC)のほか、サウジアラビアのアルワリード王子など11の機関投資家が引き受ける。
中国のコングロマリットの株価水準は、CITICパシフィック<0267.HK>が2007年PERの18.3─21.6倍、上海実業<0363.HK>は16.7─18.8倍。
UOBカイ・ヒアンの機関投資家向けセールス責任者は、香港に上場している中国本土のコングロマリットに比べると復星国際のバリュエーションは適正であり、復星国際が本土上場企業をいくつか傘下に持っていることを挙げ、復星国際の市場価格は堅調なA株(人民元建て株式)市場と足並みをそろえて上昇するとの見方を示した。
復星国際はコード番号「656」<0656.HK>で7月16日に香港証券取引所に上場する予定。
2007/06/25 19:46