上級審への不服申し立てを取りやめ=ダヴィンチ
【東京 18日 ロイター】 ダヴィンチ・アドバイザーズ<4314>は、東京地裁が同社によるテーオーシー<8841>の株主名簿閲覧謄写仮処分の請求に関する申し立てを15日付で却下したことについて、上級審への不服申し立てを取りやめると発表した。
ダヴィンチによると、株式公開買い付け(TOB)期間の期限が7月18日に迫り、不服申し立てを行って期間内に申し立てが裁判所に受け入れられたとしても、テーオーシーの株主にたいして、TOBの内容についてのお知らせを送る十分な時間を取ることが困難と判断したとしている。
ダヴィンチは、テーオーシー株主にTOBの事実と内容を知らせ応募を呼びかける目的で、株主名簿の閲覧と謄写をテーオーシーに求めたが、不動産売買で競争関係にあるため名簿の閲覧に応じられないとの回答があったため、仮処分の申し立てを行っていた。
テーオーシーをめぐっては、創業者らが1株800円でMBO(マネジメント・バイ・アウト、経営陣による自社買収)を試みたものの、ダヴィンチ・アドバイザーズが1株1100円でTOBを開始し、MBOは失敗に終わった。TOB期間は7月18日まで。50.001%の取得を目指している。
2007/06/18 16:14