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欧州市場サマリー(15日)

1341GMT 14日

ユーロ/ドル 1.3342 1.3310

ドル/円 123.51 122.89

ユーロ/円 164.77 163.56

              15日終値    前営業日終値

株 FT100 6732.4(+82.5)  6649.9

  クセトラDAX     8030.64(+181.48) 7849.16

金 現物午後値決め 653.10   653.25

ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  95.635 (‐0.010)  3.996(3.997)

独連邦債2年物 4.504(4.499)

独連邦債10年物(9月限) 110.16 (‐0.01) 4.646(4.648)

独連邦債30年物   4.816(4.805)

 <為替> ドルが対円で引き続き4年半ぶり高値を更新。福井日銀総裁が7月利上げの可能性について「予断をもたない」と発言したことが材料となった。

 一方、ドルは対ユーロで下落。5月の米消費者物価コア指数が落ち着いた数字となり、インフレが若干抑制されているとの見方がでた。

 <株式> ロンドン株式市場は続伸。米インフレ指標の落ち着いた結果をうけて世界的に株高となるなか、約7年ぶり高値で引けた。小売り大手セインズベリー<SBRY>や鉱山株が買われた。

 FT100種総合株価指数は2000年9月以来の高水準となった。週足では約3.5%上昇した。

 セインズベリーは4.4%高と上げが目立った。カタール王室が同社の持ち株保有率を25%に引き上げたことから、今後新たな買収提示をうける可能性があるとの観測が強まった。その他小売株のモリソン<MRW>も2.6%高となった。

 鉱山のロンミン<LMI>がこの日最も上昇し4.8%高となった。モルガン・スタンレーはリサーチノートで、同社を鉱山セクターの推奨銘柄とし、目標株価を引き上げた。これを手がかりにその他鉱山株も買われ、アングロ・アメリカン<AAL>が3.5%上昇した。

 原油価格が1バレル=72ドル近辺で推移するなか石油株も好調となり、指数上昇の20%強を占めた。BP<BP>が1.1%上昇したほか、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa>が2.1%高となった。

 欧州株式市場は続伸。米消費者物価指数(CPI)コア指数が落ち着いた数字となったことで米利上げ懸念が和らぎ、債券利回りが低下したことを好感した。

 FTSEユーロファースト300種指数は20.58ポイント(1.28%)高の1625.87。週足では3.7%上昇、年初からは9.5%上昇。

 DJユーロSTOXX50種指数は65.96ポイント(1.47%)高の4551.00。

 ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は「株式市場は債券市場と足並みを揃えている。債券は極めて売られ過ぎとなっていたが、一部指標が安心感につながった」と指摘した。

 金利先物市場では、連邦準備理事会(FRB)の年内利下げの可能性はこの数週間で完全になくなり、年内利上げの可能性を織り込みはじめている。レンホフ氏は「米経済は堅調で、次の動きは利上げとなる可能性がある。ただFRBは追加引き締めの前に、住宅市場の安定を見極めるだろう」と述べた。

 個別銘柄の動きには買収観測や証券会社の投資評価が影響を及ぼした。

 英建材ウォルスリー<WOS>は買収観測で5%高。同社はコメントを控えている。

 EADS<EAD>は3.6%高。トレーダーによると、来週開催されるパリ国際航空ショーで同社のエアバス部門は航空機受注数を発表する見通し。

 ユーロファースト300種の上昇のうち、鉱山株と金利に敏感な銀行株の寄与度は4分の1だった。

 火力発電のドラックス・グループ<DRX>は1.3%安。ゴールドマン・サックスが欧州の「バイ」リストから外し、「ニュートラル」に格下げしたことを嫌気した。

 オランダの化学薬品DSM<DSMN>は2.6%安となり、ユーロファースト300種の下げを主導した。

 <ユーロ圏債券> 相場が振れるなか続落。米国・日本の利上げ観測後退を受け欧州圏の金利上昇観測も後退しているものの、売りが優勢となった。

 ただ、5月の米消費者物価指数(CPI)が落ち着いた内容となったことを受けて米債相場が急反発、米10年物利回りが主要水準である5.25%から低下したことで、ユーロ圏相場も下げ幅を縮小させた。

 6月の米ミシガン大消費者信頼感指数が低下したほか、日銀が現行の金融政策維持を決定し、利上げが近いことを明確に示唆しなかったことが、前日のドイツ連銀総裁の「欧州中銀(ECB)の金融政策は依然として緩和気味」とするタカ派的発言の影響を緩和した。

 この日の値固めの動きもかかわらず、相場は週間ベースで6週連続で下落。

 EURIBOR金利先物は2007―08年の各限月が0.5―1ベーシスポイント低下、08年に欧州金利が4.5%まで上昇するとの見方を織り込んでいる。

                           【東京 16日 ロイター】

2007/06/16 9:48

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