欧州市場サマリー(13日)
1346GMT 12日
ユーロ/ドル 1.3289 1.3301
ドル/円 122.38 121.64
ユーロ/円 162.62 161.83
13日終値 前営業日終値
株 FT100 6559.6(+39.2) 6520.4
クセトラDAX 7680.76(+2.50) 7678.26
金 現物午後値決め 647.65 647.25
ユーロ圏債券(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 95.645 (+0.010) 3.994(3.999)
独連邦債2年物 4.504(4.508)
独連邦債10年物(9月限) 110.21 (‐0.23) 4.638(4.609)
独連邦債30年物 4.791(4.758)
<為替> ドルが対円で上昇。4年半ぶりの高値となった。5月の米小売売上高の伸び率が2006年1月以来最大となり、米経済成長の加速が示唆されたことを受けた動き。しかしその後、米10年債の利回りが序盤につけた5年ぶりの高水準から低下したため、ドル高は限定的となった。
<株式> ロンドン株式市場は反発。鉱山株が買われたことや米債券利回りが5年ぶりの高水準から低下したことが市場心理を支えた。
鉱山のアントファガスタ<ANTO>が相場の上げを主導し4.9%高となった。07年の明るい業績見通しに加え、08年に入ってからもしばらくは銅価格の記録的高水準が続くとの同社予想を好感した。
エクストラータ<XTA>は4.8%高。シティグループが同社の目標株価を引き上げたことが材料となった。他の鉱山株も連れ高となり、ロンミン<LMI>は4.7%、ベダンタ<VED>は3.5%、リオ・ティント<RIO>は4.5%、それぞれ値上がりした。
世界的な金利動向をめぐって地合いが不安定となるなか、5月の米小売売上高が06年1月以来の高い伸びとなったことで、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げの可能性が懸念され、相場は一時弱含んだ。
米債券が上昇したことから、株式相場は持ち直しに転じた。
インベステックの英国ストラテジスト、ロジャー・カースレー氏は「債券市場の動向を考慮すると株式市場の底堅さには驚かされる」とし、米国の小売売上高や企業在庫が予想を上回ったことで、米経済は力強さを増しているとの見方が支持されたと指摘した。
保険のロイヤル&サン・アライアンス<RSA>は買収観測を材料に3.7%高。
一方、この日最も値を下げたのは貴金属のジョンソン・マッセイ<JMAT>で2.2%安。前営業日に最高値をつけていたほか、配当落ちとなったことが影響した。
欧州株式市場は反発。鉱山・石油株の上げに支援された。米債券利回りが5年ぶり高水準から低下するなか、米株式市場はこの日反発して始まった。
FTSEユーロファースト300種指数は6.45ポイント(0.41%)高の1580.52。
DJユーロSTOXX50種指数は18.66ポイント(0.43%)高の4401.68。
ピーターキャム・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ジャン・レロイ氏は「利益サイクルの見通しは依然強く、企業は多くのキャッシュを生み出しいる」と指摘した。
蘭ABNアムロ<AAH>は小幅高。関係筋によると、バークレイズ<BARC>はABNの買収に向け、買収案の条件に現金を追加する案を排除していないという。
鉱山株が堅調。アントファガスタ<ANTO>は4.9%高。強気の業績見通しを示したことが好感された。シティバンクが目標株価を引き上げたエクストラータ<XTA>は4.8%高。リオ・ティント<RIO>は4.5%高。
原油高を受け、石油株も高い。トタル<TOTF>は1.1%高。BP<BP>は1%上昇した。
<ユーロ圏債券> 続落。世界的な金利上昇懸念が高まり、利回りは一時数年ぶりの高水準に上昇した。しかし米国債相場が持ち直したことで下げは限定的となった。
ドイツ、スペイン、ポルトガルから総額約110億ユーロの新発債が供給されたことも相場を圧迫した。
米債高を受けてユーロ債の下落に歯止めがかかった。売買高は過去最大規模となり、独連邦債先物の取引高はここ4年強で最大の300万枚超となった。
米10年債利回りは欧州市場で5年ぶりの高水準を更新し、一時5.333%をつけた後、米連邦準備理事会(FRB)のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標である5.25%を超えた水準で推移していた。米市場の時間帯で価格は上昇している。
ABNアムロの債券アナリスト、ジェイソン・シンプソン氏は、強い5月米小売売上高に圧迫されたが、その後ショートカバーが見られたと指摘。また、ある米銀の経営難をめぐるうわさを材料に戻したと指摘した。
【東京 14日 ロイター】
2007/06/14 6:02