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東京外為市場・午前=ドル121円半ば、中国株にらみ狭いレンジ内上下

          ドル/円      ユーロ/ドル     ユーロ/円

正午現在   121.51/56  1.3428/33  163.19/27

9時現在   121.54/57  1.3432/34  163.25/33

前日東京17時 121.62/67  1.3435/40  163.42/49

前日NY17時 121.66/69  1.3428/31  163.34/42

 【東京 31日 ロイター】 正午過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅な上下が続き、121円半ばで取引されている。前日に続き市場では、株式取引の印紙税率引き上げを受けた中国株に対する警戒感が根強く、円相場は指標となる上海総合株指数に合わせて上下する値動きが続いた。中国株の下げが世界的な株価下落につながり、円キャリートレード解消に伴う円買いが強まる可能性に備えた動きだったという。

 東京市場のドル/円は狭いレンジ内を上下する展開となった。序盤は米債の償還に絡む円買いと、投資信託の設定に伴う円売りが交錯するとの観測などからドルは121円半ばで一進一退となったが、中国人民元立てA株と外貨建てB株の両方を反映する上海総合株指数が一時4%を超える値下がりとなると、やや円買いが優勢となった。

 しかしその後、中国株が下げ幅を縮小させると再び円が121円半ばまで売られるなど円相場は中国株の上下に連動した値動きが続いた。今年2月には中国株の下げが世界的な株安の引き金となり、外為市場ではキャリートレードの解消観測から円が買い戻されただけに、今回も同様の展開となる可能性があるという。

 ただ、同時に市場では「システム取引などで(中国株と円相場の)連動性を高めているところもあるようだ。中国株の下げが本当に円買いにつながるのかという議論は無視して、ただ値動きだけが連動している」(都銀)と、中国株と円相場の連動性が大きく高まっていることを疑問視する声も出ている。

 前日の中国株の下げが6%程度にとどまったこと、前日米国市場でS&P500種が7年ぶりに最高値を更新したことなどから、中国株安でも「今回は前回のように株安が大きく広がる可能性は小さい」(外銀)との見方も広がりつつある。中国株の上下にあわせた円相場の値動きは「売買の内容がなさすぎる。安易に乗れない」(外資系証券)と、見送り姿勢を示す参加者も出てきた。

 米連邦準備理事会(FRB)が30日公表した5月9日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、委員会メンバーが米経済の「下方リスクはやや後退したと判断」したことなどが明らかになった。市場では「景気減速に対する(FRBの)警戒感が少し薄れ、発表後の市場では米株が上昇し、ユーロ/円が買われた。株価の上昇で投資家のリスク許容度が増し、キャリートレードが活発化する展開は変わっていない」(香港上海銀行・為替資金本部長の花生浩介氏)との見方が示されている。

 正午現在のクロスレートは、豪ドル/円が100.00/10円、スイスフラン/円が99.16/21円、ポンド/円が240.12/24円。

2007/05/31 13:11

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