米下院歳入委、中国副首相に人民元問題などの早期解決を要請

5月23日、米下院歳入委、訪米中の中国副首相(写真)に人民元問題などの早期解決を要請(2007年 ロイター) [拡大]
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【ワシントン 23日 ロイター】 米下院歳入委員会は23日、第2回米中戦略経済対話終了後に連邦議会を訪れた中国の呉儀副首相(通商担当)に対し、中国は輸出を増やすため、自国通貨を操作することによって国際的な通商ルールを無視しているとの見解を伝えた。
同委員会は、呉儀副首相に宛てた書簡の中で「当委員会は、中国が人民元相場に大規模かつ恒常的に介入していることに重大な懸念を持っている」としたうえで、「この介入によって、人民元の価値は人為的に低く維持され、他と比較して中国の輸出品は安くなり、輸入品が高くなっている」と指摘した。
書簡には、同委員会のランゲル委員長ら有力議員が連名で署名した。
書簡はさらに「当委員会は、中国の輸出補助金が貿易を歪めていることを懸念している」としたうえで、これらの補助金は世界貿易機関(WTO)協定に違反しており、「一刻も早く」終わらせるべきだと強調した。
上院では、ボーカス議員と組んで中国に人民元切り上げを求める法案を検討中のシューマー議員は声明で、中国市場への参入に関する公約について「現実になりそうもない」と批判した。
2007/05/24 10:58