電気自動車レンタル始まる
パリでは、12月5日から、電気自動車(EV)をレンタルできる「オートリブ」のサービスが始まっている。市内250カ所に充電設備を備えたステーションが設けられ、250台が配備されているのだが、事故も発生し、心配する声も聞かれる。
事故が起きたのはパリ12区の路上で、モーター音の静かなEV車の接近に気がつかなかった女性との間で接触事故が起き、女性は腰を痛めたらしい。EV車の音がしないことの危険性は以前から指摘されており、オートリブもソフトな音をわざと鳴らしながら走行しているが、市民はまだ、慣れていないようだ。
以前から公園内を走る市の巡回車はEV車だったが、散歩中にいきなり後ろから車が近づいていることに気づき、ビクッとした経験がある。1回の充電で250キ ロは走行可能というので、市内で使うには十分と言える。1日、1週間、1年間の期間に応じた登録料を払い、時間などに応じて利用料金を支払うシステムだ。
パリでは、2007年からレンタサイクル「ヴェリブ」のサービスが始まり、一定の評価を受けていて、外国人観光客も利用している。ヴェリブは修理代が大変という報道もあったが、オートリブの登場で自家用車を持たない世帯が増えれば、駐車スペース問題や環境問題に大きく貢献できると市は考えている。

