空港での荷物紛失
欧州空港協会は、欧州内のフライト数の多い空港でのロストバゲッジ( 荷物の紛失)状況についての調査結果をまとめ、公表した。それによると、最もロストバゲッジが多いのはロンドンのヒースロー空港、最も少ないのはスペインのバルセロナのプラド空港ということだった。ヒースロー空港にはうなずけるものがある。
私自身もヒースロー空港で預けた荷物をなくし、慌てた経験がある。報告書によると、乗客千人当たりのロストバゲッジは、ヒースロー空港で五十四個、プラド空港で十六個だ。ただし、七月から八月のハイシーズンは調査対象になっていないので、正確な数字ではないかもしれない。
その国に到着した途端、起こる不快なロストバゲッジは、その後の旅行を暗いものにしてしまう。パリのドゴール空港で働いている友人によると、ロストバゲッジと航空会社を結びつけるのは間違いとのことだ。問題は空港の荷物運搬システムにあり、そこで働く職員によると彼は主張している。
ロストバゲッジの関連でいえば、ドゴール空港で頻発する荷物盗難事件では、今年だけで四十人以上の荷物運搬職員が起訴されている。被害はドゴール空港ターミナル2Fに多く、被害者の多くは日本人、中国人、英米人などの搭乗客で、荷物に高価な物が入っていることを見越しての計画的犯罪だそうだ。旅は楽しいばかりではないということだ。

