●本紙がシミュレーション
「夫婦別姓」は家族に亀裂
政府は、夫婦が旧姓のまま結婚することもできる「選択的夫婦別姓制度」について、法制化の動きを見せている。自民党から同法案を求める声が出てきたことや、連立を組む公明党が強くこれを推進していることが背景にある。しかし、別姓制度によって親子、兄弟姉妹までもが別姓になることについて、国民的議論はなされておらず、旧姓のまま仕事を続けたいという女性のニーズにこたえる“第三の道”があることも、国民は知らされていない。シミュレーションすると、別姓が「家族の一体感」に亀裂を招きやすいことが、はっきりしてくる。 ●インタビューシリーズ 「夫婦別姓」は福音か希望すれば旧姓のまま結婚できる「選択的夫婦別姓制度」の導入を目指す動きが、活発化している。参院野党の民主、共産、社民三党などは十三日、民法改正案を参院に提出。自民党法務部会も十五日、今国会に法案を提出する方針を明らかにした。同制度の導入は、夫婦、親子、兄弟姉妹が別々の名字になる「家庭」の出現を認めることを意味する。戸籍が、子供欄のない、夫婦のみの“個籍”となる可能性もあり、同制度が日本の家庭の在り方を根本から覆すとの懸念が出ている。同制度の是非について、有識者に聞いた。
(1)家庭崩壊を促す要因に/衆議院議員 西川 京子氏 |