中国潜水艦の尖閣航行を小さく扱い「サラミ戦術」に手を貸す沖縄2紙


◆徐々に既成事実作る

 「サラミ戦術」。ハンガリー共産党のラーコシ書記長の造語として知られるこの言葉が「尖閣に潜水艦 中国の本性を見過ごすな」と題する産経13日付主張に書かれていた。

 尖閣諸島(沖縄県)の接続水域に中国海軍の水上艦と潜ったままの潜水艦が航行し、後に公海で浮上して中国の国旗を掲げた。中国の潜水艦の航行は初めてのことで、産経は「習政権の中国は、挑発を控えるどころか、徐々に既成事実を重ねて有利な立場を得ようとする『サラミ戦術』をとってきた」と指摘した。


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