「バルフォア宣言」100周年でパレスチナの無策を非難した英誌


◆“二枚舌外交”の一環

 イスラエルの独立につながった「バルフォア宣言」から100年を迎える。宣言が作成された11月2日には、ネタニヤフ首相がパレスチナの旧宗主国英国を訪れ、メイ英首相と共に記念の祝賀会に参席する予定だ。

 「祝賀」すべき出来事かどうかは、現地でも意見が分かれるが、イスラエル紙エルサレム・ポストは社説で、「(ユダヤ人のパレスチナ帰還を推進する)シオニストの運動の最初の重要な外交的成果」と位置付けるとともに、英国がイスラエル建国を遅らせたことは英国の「重大な犯罪」だったと断罪している。


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