聖地をめぐる衝突で解決への道筋を示せぬイスラエル各紙


◆繰り返される衝突

 イスラエルとパレスチナとの間で再び、「聖地」をめぐる衝突、流血事件が起きた。イスラエル側の譲歩で一応の収束を見たが、解決案は提示されず、火種は残ったままだ。

 エルサレムで、イスラム教徒パレスチナ人とイスラエル治安部隊がほぼ2週間にわたって衝突した。発端は14日、パレスチナ人によるイスラエルの警官への銃撃事件。エルサレム旧市街のイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)の入り口で起きたこの事件で警官2人が死亡した。


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