仏国のテロに風刺と表現の自由、宗教の尊厳など文春で説く識者ら


◆キリスト教にも風刺

 フランスの風刺画週刊紙「シャルリー・エブド」がイスラム過激派に襲撃された事件は「表現の自由」とともに、宗教に対する理解の重要さを実感させた。

 わが国でも「表現」をめぐってメディアが抗議されたり、襲撃される事件はときどき起こるが、今回のテロ事件のように、宗教が絡むことは少ない。それだけに、日本人の「表現の自由と宗教」に対する洞察は、どうしても浅薄なものになりがちだ。

 時事問題を分かりやすく的確に解説するコラムニストの池上彰氏が週刊文春で連載している「池上彰のそこからですか!?」で「風刺は『表現の自由』か冒★か」(同誌1月29日号)を書いている。


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