欠陥品対応でタカタに安全性優先とトップの説明責任を求めた各紙


◆違いを見せたホンダ

 自動車部品大手「タカタ」製の欠陥エアバッグ問題を巡る米国での動きは、メーカー側の対応の遅れと経営トップが果たすべき説明責任が尽くされないことなどから、消費者の不安を大きく高めてしまった。完成車メーカーのホンダは、運転席用で行ってきた地域限定の調査リコール(回収・無償修理)を地域限定を外し全米に拡大するのに対し「タカタは米当局が要求した全米でのリコールを拒否した。タカタへの非難の声が高まっており、日本ブランドのイメージ悪化は避けられない」(小紙6日付)状況。米国で「日本車たたき」が起きれば、日本の自動車会社全体の業績に大きな影響が及びかねないと懸念されるのである。


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