消費再増税延期を決定づけた「GDPショック」に楽観的な日経社説


◆理解示す読売と産経

 「GDPショック」「予想外のマイナス成長」――。

 安倍晋三首相が来年10月に消費税率を10%に引き上げるかどうかの大きな判断材料として注目された7~9月期の国内総生産(GDP)は実質年率1・6%減と、冒頭の言葉が各紙の紙面に載るほど、大方の予想を大きく裏切る極めて悪い数字だった。

 各紙の予想通り、安倍首相は翌18日の会見で消費再増税の延期と衆院の解散を表明。現に衆院は21日に解散した。


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