ベトナムの「赤ひげ」に密着し日越の絆を証した「未来世紀ジパング」


◆無償で12年医療活動

 チャイナリスク回避のために日本企業が東南アジアに続々と進出するようになってから久しい。当初はリスクを分散させる「チャイナ・プラスワン」と言われたが、いまでは中国から引き揚げて、タイやベトナムなどに工場を移したり、メーン市場にしている企業も多くなっている。

 その中でも成長著しいベトナムには、いま1500社以上の日本企業が進出しているという。

 そのベトナムで、無償の医療活動を12年も続けている人がいる。眼科医の服部匡志(ただし)医師だ。


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