LGBT問題の本質 「性」の嗜好に尽きる


人権ではなく私生活の問題

 前出の論考で、秦郁彦は夫婦別姓論者がふりかざす「偽善的麗句」として「性差別はだめ」「少数者の人権を守れ」がある、と指摘した。そこで気づいたのは最近、メディアが頻繁に取り上げる「LGBT(性的少数者)」問題でもこの二つの麗句が金科玉条とされ、それをリベラルなメディアが後押しするという、別姓論議と同じ構図があるということだ。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ