韓国・ソウル在住
京谷訓浩
情報社会にポリシー必要
韓国はここ数年、情報産業の発展が著しく、たいていのことがオンラインで解決できる、便利な時代になりました。銀行のインターネットバンキングや、鉄道・映画などのチケット予約、代金決済、行政機関のインターネットサービスなど、家にいてもほとんどのことができるようになりました。
携帯電話も便利になり、従来の銀行や株式売買などのサービスのほかに、映画の配信、鉄道やバスなどの運賃決済や、携帯端末で位置確認などのサービスが提供されています。また、IP電話の出現で、格安で電話ができるようになりました。
ただ、逆にいうと、インターネットがないと、何もできない時代になってきたような感じもうけます。たとえば、子供の学校の宿題を見ていると、インターネットが家にないと不可能なものがあります。
このように、日常生活の深い部分まで情報化社会の波が押し寄せてくる中で、一人一人が、この便利な道具をどのように使いこなしていくか?ということを深く考えていかなければなりません。子供に見せたくない情報がとても多く、子供がインターネットを使うに当たって親もしっかりとしたポリシーをもたなければなりません。
現在韓国では、この突然の情報化社会の波にサーフィンのようにうまく乗っていくか、波に飲み込まれるか、その岐路に立っているような気がします。
(サンデー掲載:4月10日)