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米国・ニュージャージー州在住
アンダーソン京子

パジャマを着てくる日

 米国の小学校には面白いユニークな行事がいくつかある。ハロウィーン、感謝祭、クリスマス、バレンタイン、イースター、卒業などにはクラスごとにパーティーが開かれ、ゲームをしたりプレゼントをもらったり、カードを交換したりして楽しい一時を過ごす。

 その他に「面白い帽子をかぶってくる日」「校章の色の服を着る日」「服を後ろ表反対に着る日」「好きなプロのスポーツチームのシャツを着てくる日」がある。

 一番驚いたのは「パジャマを着てくる日」である。これは中学校、高校でもやっていた。もちろん強制ではなく、希望者だけである。その日は先生たちもパジャマを着てきた。子供によってはパジャマだけでなく、室内用スリッパと、一緒に毎日寝ているぬいぐるみも持参する。通学も当然パジャマだから、その日の登校、下校の雰囲気は面白い。

 日本で「パジャマを着てこい」と言われても来ていく勇気はない。やはり臨機応変、自由な発想ができる国では誰も変に思わないのがまた不思議だ。

 そう言えば、先日マイケル・ジャクソンが裁判の出廷時に一時間遅れて、パジャマのズボンで出廷していたのが新聞の第一面に大きく載っていた。パジャマが日常着としてティーンの間で利用され始めたのも二、三年前からだ。パジャマの利用の仕方が変わってきたようだ。

(サンデー掲載:3月20日)


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