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フィリピン・マニラ在住
梅垣知博

占いで振り返る2004年

 今年初めの地元紙に載っていた有名な比人占い師マダム・スセットが予想した二〇〇四年の占いを、もう一度読み返してみると当たっていることが少なくない。

 まず、世界に目を向けると「中東での戦争が長引き、世界的に経済危機が募る」−。その影響で「各地でテロ事件が相次ぐ」という。これはイラク戦争による石油価格の上昇、イスラム過激派などによるテロ行為を意味していると思われる。

 次に「地震や異常気象による被害が出る」「森林災害が起きる」−。日本では中越地震が起こり、季節外れの台風などにより日本やフィリピンで豪雨、洪水による被災者が出た。フィリピンでは森林乱伐による土砂災害が発生し、千八百人以上の死者・行方不明者を出している。

 「新しい大統領が誕生するが、彼は任期をまっとうできない」−。野党大統領候補のフェルナンド・ポー氏が十二月、脳こうそくで亡くなった。死体が安置されている教会には追悼者の列が後を絶たない。大統領選はポー氏が勝っていたと考える支持者も多い。

 「比人女性がコンテストで決勝に残る」−。ミス・ワールドで比人がファイナリスト五人のうちの一人に選ばれた。

 申年だった私の占いはどうだったかというと、「(努力すれば)ビジネスで成功する」−。これはどうも努力が足りなかったようだ。さて、二〇〇五年はどんな年になるだろうか?


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