韓国・ソウル在住
原田 一
大人気の三角キムパプ
数年前からコンビニで売り出された「三角キムパプ」、つまり「おむすび」が最近若者を中心に人気だ。
価格は五百ウォン(約五十円)から九百ウォン(約九十円)で、七百ウォン(約七十円)がいちばん多い。韓国では梅干しを食べないので、中身で人気があるのはツナ&マヨネーズだ。もちろんキムチやプルコギが入っているものもある。
韓国では昔から、まともに食事ができない労働者など、丸い「チュモクパプ(げんこつご飯)」に塩をかけて食べていたというから、どちらかというと貧しい人が食べるというイメージがあった。
しかし、今では「三角キムパプ」として脚光を浴び、会社員の昼のメニューにもなっている。昔からある「キムパプ(のり巻き)」よりも食べやすい。中には、ビニールの包装をはがして、のりをうまくご飯に乗せるのを一つのチャレンジ目標として楽しんでいる人もいる。
そしてついに、わが家の近くにはファストフードとして「MUSUBI・HOUSE」という名の店までオープンした。
娘たちは、どこかに出かけるとき、いつも私に「三角キムパプ」を作ってくれという。しかも、友達にも人気があるので、余分に作らされる。もちろん、日本から持ってきた梅干しを入れて手で握る。ただ、韓国ののりはゴマ油と塩が塗ってあるので、日本とはまた少し違った味がするが、これもまたいける。