ウルグアイ・モンテビデオ在住
堀本幸伸
電気節約で夏時間導入
今年のウルグアイは冬季の雨が例年より少なく、一般市民としてはすごしやすかったのですが、発電のほとんどを水力発電に頼る国家としては非常に困ったことになります。
そこで九月十九日から日照節約時間制度を施行しました。俗に言う「夏時間」です。時計を一時間進め、日のあるうちに活動し、電気をできるだけ使わないようにするものです。
実際にウルグアイでは電化製品がはんらんしています。特に、日本だとガス給湯システムが普及していますが、ウルグアイでは給湯はもっぱら電気温水器です。ここ数年ガスを使った給湯システムの宣伝が見られるようになりましたが、導入している家庭は多くありません。
さらに、ガスコンロにも電気オーブンや電気コンロがついていたりして、電気の使用量は増える一方です。部屋の暖房にもたいていは電気ストーブが使われます。
とにかく電気を大量消費する仕組みができ上がっています。そこへ来て雨の少ない夏に向かいつつあるので、政府も今回の日照節約時間の導入に踏み切ったわけです。
これから夏に向かうので暖房に使用していた電気は必要なくなります。しかし、一昔前は会社やホテルぐらいしかなかったエアコンが普及し、一般家庭でも取り付けている家庭も増え、ますます電気の使用量が増えるのが見込まれています。