韓国・ソウル在住
原田 一
ソウル駅に大型スーパー
高速鉄道が開通して以来、ソウル駅が大きく姿を変えているが、先月三日、昔のソウル駅舎を改造した大型スーパーマーケットがオープンした。全国では三十三号店目、ソウル市内では七番目だという。
営業面積三千二百坪、駐車台数八百二十台の規模で、地上二階は食品・生活用品の売り場、三階には家電・衣類・書籍・レコード・雑貨・生活用品の売り場が入っている。
早速、オープン当日に行ってみたが、まともに歩けないほど黒山の人だかりだった。
この店の周囲には競争店舗がないため、地元の約二十一万人と、週末の地方からの行楽客が顧客になるとみられている。
扱う商品は多様であるが、意外と買いたいと思っていたものがないこともあり、これから品数を増やす努力が望まれる。
ところで、周辺の中小規模のスーパーは、客足が遠のくのを恐れ、次々とイベントを行ったり、バーゲンセールをしたりして、消費者としてはうれしい効果を与えてくれている。
ともあれ、近所の主婦たちは、誰もがこのスーパーの商標の書かれたビニール袋を手に提げているので、宣伝効果も抜群である。ある人は、「主婦たちの遊び場ができた」と言っていた。
わが家も家族で出かけて、店内を一回りしているうちに、エアコンを買ってしまった。消費欲をかき立てる、不思議な魔力があるようである。