南ア共和国・ヨハネスブルク在住
長野康彦
人気高いケープタウン
英国で最近行われた観光調査で、世界の各都市で旅行客に人気のある観光地に、米ニューヨークに続き、南アフリカのケープタウンが二番目に選ばれた。
そのあとには、シカゴ、ボストン、マイアミ、ラスベガスなど米国の都市が続く。国別でもやはり米国が一位で、次が南アフリカ。アフリカでトップテン入りしたのは、南アの他はザンビアだけである。
英国での調査だから、世界の他国・他地域で調査すれば全く違った結果になるかもしれない。が、それでもケープタウン人気はまんざらうそでもなさそうで、極東からの観光客も、年ごとに増加傾向にある。
南アを訪れる観光客で一番多いのは英国やドイツ、フランスなどの欧州から。次が北米、豪州という順番。欧州からの客が多いのは地理的に比較的近いということもあるし、植民地支配という歴史的関係もあって、人々の関心が自然とアフリカに向くからかもしれない。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)はこのほど、ケープタウン周辺一帯の植物区系を「傑出した普遍的重要性と並はずれた美しさ」として、世界遺産に認定した。見られる植物の数は世界でもトップクラスだという。二〇一〇年サッカーW杯の開催地としても選ばれたことだし、今後、南アフリカが観光目的地として、以前にも増して注目を浴びることになるのだろう。